こどものおやつ

 今回は、お菓子や甘いものが中心になりがちな、こどものおやつ・・・「歯やからだにはあまりよくなさそう」となんとなく感じていらっしゃる方も多いでしょう・・・についてです。 皆さんすでにご存知の内容も多いと思いますが、あらためて整理してみたいと思います。
こどものおやつ
  まず、「おやつは本当に必要?」というところから、考えて見ます。
こどもは成長が早く、そのため多くのエネルギーを必要とします。その割には、まだ胃が小さく消化器官も未熟で、3度の食事では、十分に栄養を摂りきれません。それを補う役割として考えれば、おやつは必要であり、補助的な「食事」であるともいえます。

  食事の一環として考えれば、お菓子ばかり与えていてはどうか、と思いいたると思います。むし歯になりにくく、という点から見ても与えるものには工夫が必要です。そうはいってもこどもも楽しみにしているでしょうから、同じ甘いものでも、砂糖でなく果物や、イモ類やとうもろこしなどの野菜といった、自然の甘みを利用することも考えましょう。ほかに歯にあまりよくないお菓子としては、口のなかに入れている時間が長いもの・・・ガムやキャンディなど、歯にくっつきやすいもの・・・キャラメルなど、は要注意で、与えすぎないようにしましょう。
逆におせんべいなど、噛み応えのあるものは、あごの発達にもなりますし、脳の機能も活性化させます。先にあげた果物や野菜の他にも、チーズやヨーグルトなどの乳製品や小魚なども取り入れるとよいでしょう。飲み物も、ジュースであれば果汁の高いもののほうが使っている砂糖は少ないですし、牛乳などもよいでしょう。意外と糖分が多いのがスポーツ飲料などで、摂りすぎに注意しましょう。

もう一つ大切なことは、その与え方です。きちんと時間を決めて、終わったあとは歯磨きを習慣化しましょう。ダラダラ食いをすると、虫歯ができやすい酸性の状態が長く続いてしまいます。 また食事のときにおなかがいっぱいだと、食欲は出ませんし、嫌いなものを避けて、偏食がひどくなってしまうこともあります。 2歳以下なら1日2回、3歳になったら1回を目安に、時間を守って与えることで食生活にもリズムが出ます。

あまり神経質になって、「おやつの楽しみ」がなくなってしまい、情操面など別の部分で悪い影響が出ては逆効果です。気軽に考えて、「甘いものにもいろいろあるということを教えてあげよう」くらいの心づもりで、ちょうどよいかもしれません。