> 診療案内 >
歯科で行うヒアルロン酸注入療法
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸とは、皮膚や関節といった部分、へその緒・目などにあるぬるぬるした粘性の液体を指し、生化学的に言うとムコ多糖類の一種であると説明できます。元々は人の身体の中に多く含まれている物質ですが、幼少期をピークにしてだんだんと失われていき、その減少は40歳頃から加速されて、70歳になるとほとんど残らなくなってしまうといわれています。ヒアルロン酸が失われてしまうと、肌の乾燥・肌のハリの減少・関節の痛み等の症状が出てきます。
そこで人体にヒアルロン酸を取り入れようと様々なヒアルロン酸製品があります。比較的安価で手に入るサプリメントやドリンクタイプ等の飲むヒアルロン酸については現在のところ、経口摂取による有効性についての
医学的データは存在していません。つまり効果があるかどうかはまだ分からないという事です。塗るタイプのヒアルロン酸に関しても、ヒアルロン酸が配合されることによって、保湿効果は充分期待できますが、ヒアルロン酸の粒が大きい為、
ヒアルロン酸自体を皮膚から吸収することはできません。よって、
直接ヒアルロン酸を体内に取り入れることのできる注入療法は一番効果的だといわれています。
当医院で使用しているヒアルロン酸は
TEOSYAL PureSense(テオシアル ピュアセンス)という製品です。テオシアルはTEOXANE社(スイス)製のヒアルロン酸注入剤で、現在ヒアルロン酸注入剤の販売数では世界トップ3の製品です。また、テオシアルは2008年Aesthetic Medicine Awardsの「Injectable Product of The Year(年間最優秀注入剤賞)」を受賞し、患者の満足度・治療結果・効果の持続期間・使用感・カスタマーサービスなど、12の選考基準を満たしたヒアルロン酸注入剤です。
歯科で行うヒアルロン酸注入療法とは?
ヒアルロン酸注入による美容外科手術といったものは本来、美容整形外科で行われるものですが、当医院の様に歯科でヒアルロン酸注入を行う医院が増えています。理由としては以下の様なものが挙げられています。
① 口元の診察に慣れている
歯科は口元の専門家です。ゆえにほうれい線改善等の口元の治療は歯科でという方が多いようです。
② カウンセリングがしやすい
日ごろ、歯の治療や定期健診で行かれることが多い歯科であれば通いやすさがあるようです。
上記の様な理由で、歯科でのヒアルロン酸注入の需要が高まってきていますが、歯科でのヒアルロン酸注入療法の中で最も得意としているものは
【歯が原因でできてしまったしわの改善】です。
例えば、歯周病によって歯の喪失や、歯槽骨(顎の骨)・歯肉の退縮が進行すると口元にしわが寄ってしまいます。
他にも、抜歯によってできたしわ、年齢を重ねることで入れ歯が合わなくなったことによりできたしわ、インプラント治療によってできたしわ、等も歯やお口の中が原因でできたしわに当てはまり、口元のしわは実際の年齢より老けた印象を与えてしまいます。
この様なお口の中の治療のついでに、しわの改善としてヒアルロン酸注入を行う事で、より一層綺麗な口元に変える事ができます。
※副作用とリスク
世界のドクターが10年以上行っている治療で、長期的な後遺症や重篤な副作用の報告はとても少ないものですが、
まれに軽度の合併症(発赤・浮腫・あざ・痛み・肉芽腫・遅延性アレルギー)を起こすことがあります。
※当院で行うヒアルロン酸注入療法は、医療保険の適用外であり、自由診療となります。
注入時の快適性 + 安全性
当医院でヒアルロン酸注入に使用するTEOSYAL(テオシアル)は非常に細い針を使用し注入します。
また、お口周りの専門家である歯科では、表面麻酔だけでなく、口内からも麻酔しますので、ほうれい線より下の顔表面全体にしっかり効きます。
したがって痛みは殆ど無く、 ダウンタイム(麻酔による腫れや手術に伴う腫れ、むくみ、アザなどが回復するまでの期間)も殆どありませんので、すぐに通常の日常生活に戻れます。
ヒアルロン酸は天然物質から作られていますので、事前検査なども必要ありません。
ほうれい線改善 \50,000(税抜)
ほうれい線とは、鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本のしわのことで、主に加齢によって中年以降に目立ち始めることが多く、ほうれい線の深さは見た目の年齢を大きく左右します。
原因としては、加齢・乾燥・喫煙・ストレス・紫外線・バランスの偏った食事・ビタミンC不足・コラーゲン不足等が挙げられ、解消法としては、禁煙・美容外科手術・マッサージ・顔体操等が挙げられます。当医院では美容外科手術によるほうれい線改善術をご紹介致します。
ほうれい線改善の美容外科手術において、最も使用されているのはヒアルロン酸注入といわれています。そもそも何故ヒアルロン酸が選ばれているのでしょう。
① 有効性
ヒアルロン酸の含水量は、1gあたりに6リットルの保水力があるといわれています。その為、体内に取り入れることによって、若々しく生き生きとした皮膚を保つのに非常に役立ちます。
② 安全性
当医院で扱っているヒアルロン酸TEOSYAL(テオシアル)は100%非動物由来ですので、アレルギー反応がほとんど起きないと言われています。
このような理由から、安全性・有効性の面からヒアルロン酸が選ばれています。
その他歯科で注入できる箇所 \50,000(税抜)
ほうれい線の他にも当医院では口元の様々な箇所にヒアルロン酸注入療法を行います。
・口周辺のしわ
・唇の輪郭
・口角
・唇のボリュームアップ
・マリオネットライン(顎のしわ)
・フェイスライン etc.
注入する箇所によって7種類あるTEOSYALの中から患者様のご希望にあったヒアルロン酸を選んでいます。
化粧品販売